ポンです。
今年もいよいよ残り2週間となってしまいました。
今年の終わりにやるべきことは、何でしょう。
ふるさと納税の駆け込みですね。
では、ふるさと納税の駆け込みをするために準備しておくことは何でしょう。
それは、ふるさと納税の控除上限額の計算です。
12月の給与が確定することで、1年間の給与所得が確定します。
1年間の給与所得が確定することで、ふるさと納税の控除上限額も確定します。
年末のふるさと納税の駆け込みのためにも、今から、準備しておきましょう。
2017年度のふるさと納税額の算定方法
2017年1月から11月までの給与所得をまとめておく
2017年度の給与所得は会社からもらう「源泉徴収票」を見ることで、把握することができます。
しかし、「源泉徴収票」は通常、2018年1月以降にしか、発行されません。
そのため、2017年12月31日までに、「源泉徴収票」に記載されている「給与所得」と「社会保険料」を把握しておく必要があります。
これは、多少、面倒ですが、会社から発行される毎月の「給与明細」を合算することで把握できます。
そのため、12月の給与が支給されるまでに、2017年1月~11月までの「給与明細」と「賞与明細」を入手しておきましょう。
そして、「給与明細」と「賞与明細」から、1月から11月までの「給与収入」と「社会保険料」を計算します。
給与収入を計算する。
「給与明細」は会社により、表示方法は多少異なりますが、記載されているものは、変わりません。
「給与収入」は「基本給」と「時間外給」の合計となります。
会社から支給される「通勤費」は給与収入には含まれませんので、間違って、合算しないようにしましょう。
社会保険料を計算する。
「社会保険料」は「健康保険料」と「厚生年金保険料」と「雇用保険料」の合計となります。
社会保険料はという項目が直接記載されているのではないので、合算する必要があります。
2017年12月の給与明細より「給与収入」と「社会保険料」を把握する。
2017年1月から11月の給与明細と賞与明細を合算することで、1月から11月の「給与収入」と「社会保険料」を把握できれば、残りは、12月の給与明細だけです。
12月の給与の確定日は、25日の方が多いと思います。
そして、12月29日から年末休暇に入る方も多いと思います。
そのため、12月25日~28日という短い4日間に必ず、12月の給与明細を入手しておきましょう。
これで、2017年度のふるさと納税の控除の上限額をほぼ正確に把握することができます。
ふるさとチョイスの上限額を計算できる詳細シミュレーションを利用しましょう。
12月の給与明細からほぼ、正確な「給与収入」と「社会保険料」を把握した後は、自分で計算することもできますが、計算式がやや面倒です。
そのため、ネットで見つかる「ふるさと納税」の上限額計算のシミュレーションを使うのが簡単です。
ふるさと納税の大手の「ふるさとチョイス」も詳細シミュレーションを用意しているので、ぜひ利用してみましょう。
その他の、情報としては、
・配偶者の有無
・扶養家族の人数
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・医療費控除の金額
・住宅借入金等特別控除
等がありますが、こちらも把握しておきましょう。
2017年度のふるさと納税の控除上限額を確定する。
私も、2017年1月~11月までの、「給与収入」と「社会保険料」を把握しています。
残りは、2017年12月の「給与収入」と「社会保険料」さえ、把握できれば、2017年度の「給与収入」と「社会保険料」を把握できます。
これで、ふるさと納税の控除上限額を把握できる準備が整いました。
あとは、2017年度の12月の給与明細を待つだけです。
ふるさと納税の注意点2つ
一定の給与収入があれば、ノーリスクのふるさと納税ですが、リスクもあります。
注意点を2つ記載しておきます。
ふるさと納税の控除上限額より1,000円程度少ない額にしておく
ふるさと納税は、控除上限額を超えてしまうと、すべて、自己負担となります。
単なる寄付となってしまいます。
実際の税額計算は、切り上げ計算などもあるので、シミュレーション計算と多少異なることがあります。
そのため、欲張る気持ちは分かりますが、控除上限額ぎりぎりだと、超えてしまう可能性もあるため、控除上限額より1,000程度少なめの寄付にとどめておいたほうが無難です。
2017年のふるさと納税は12月30日までにしておきましょう。
ふるさと納税は、クレジットカード決済であれば、2017年12月31日にしても、有効です。
ですが、12月31日は、駆け込み需要で、ネットアクセスすることができなくなる可能性がありえます。
また、年末は、ゆっくり過ごしたいですよね。
12月30日までには、ふるさと納税を済ませておくことが大切です。
1日の猶予があれば、何かあった時にも対応できますよね。
それでは、2017年度のふるさと納税を悔いなく終わらせ、良い1年の締めくくりとしましょう。
コメント
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