ポンです。
最近、連日報道されるヤマト運輸の未払残業代の話。
どの業界も多かれ、少なかれ、サービス残業をしているのは、サラリーマン目線からすれば、当たり前のように思ってしまいますが。
特に、運輸業界のサービス残業は厳しいのは、容易に想像ができます。
重い荷物を1日中届けており、特に、暑い夏や、寒い冬は頭がさがります。
ヤマト運輸は未払残業代190億円。
人件費って、ものすごい金額がかかりますね。
株式会社で一番の固定費は、人件費ですからね。
さて、今回はヤマト運輸が直面している当日配送の問題について、考えてみたいと思います。
当日配送は本当に必要なのでしょうか。
当日、注文したものが、当日到着したら、便利です。が、
私は、あまり利用しないんですよね。
私としては、当日注文したものが、翌日に届けば、十分です。
翌々日に届いても、生活に支障はないと思うんですよね。
たいていの人は、翌日配送で十分と考えているのでは、ないでしょうか。
当日注文、当日到着が必要な消費者って、本当に一部なのではないでしょうか。
アンケートを取ったわけでもなく、客観的なデータに基づくものでもありませんが。
本当に必要なものでしたら、大抵のものは、買いにいけば、間に合いますし。
また、企業目線で、考えれば、当日注文、当日発送のほうが合理的かもしれません。
お客様から、注文を受けてから、発送して、お客様のもとへ届いてしまえば、キャンセルによる販売損失を防ぐことができますし、お客様の評価も高まるかもしれません。
と考えると、
当日注文、当日発送は、たいていの消費者には、必要なものではなくて、一部の消費者と販売者側に必要なものかもしれません。
多くの消費者が望んていることは
私のように当日注文、当日到着を望まない消費者はどのようなことを望んているのでしょうか。
それは、到着日による料金体系の差別化ではないでしょうか。
私は、当日注文、翌々日到着でもよいので、安い料金プランがあれば、それを望みます。
逆に、当日注文、当日到着であれば、料金を割高にしてもらえれば、私は、使いません。
一般的な消費者が望んでいることは、到着日による異なる料金体系なのではないでしょうか。
ヤマト運輸は、値上げの検討をしていると報道で取り上げられていますが、是非、値上げとともに、到着日による料金プランの変更を検討してもらいたいものです。