ポンです。
ニュースを見ていたら、保有株の話題が載っていました。
インフィニティ、マネースクウェアHDに対するTOB開始 株式非公開へ
マネースクウェアHD(8728)が株式公開買付(TOB)を受けるようですね。
通常、株式公開買付(TOB)は市場価格にプレミアムをつけて、買付を行うため、株価は上昇します。
株式公開買付(TOB)を先読みするのは難しいですし、保有株が株式公開買付(TOB)を受けるのもなかなか珍しいので、基本的には、嬉しいのですが、将来もっと株価が上がることを期待していたので、思いは複雑です。
今回は、マネースクウェアHD(8728)の株式公開買付(TOB)に対する個人的な気持ちを備忘録として、記載しておこうと思います。
マネースクウェアHD(8728)
マネースクウェアHD(8728)に注目したのは、価格競争の厳しいFX業界の中で、いわゆるトラリピというシステムを取り入れて、他社より高い手数料を得ていたことです。
リーマンショックや円高でFX業界は厳しかったのですが、いったん、円安が急激に進むと、マネースクウェアHD(8728)に期待が集まり、一時的に、マネースクウェアHD(8728)の株価は大幅に上昇しました。
株式公開買付(TOB)を受ける前は、株価は800円から900円程度で、株式公開買付(TOB)の価格も1,250円ですが、一時は最高値は2,800円ほどまで上がっていた時期もあります。
最高値を考えると、今回はの株式公開買付(TOB)も物足りなく感じてしまうんですよね。
再び、円安が進めば、もっと、株価が上がると期待していましたが、やはり、近年は業者間の手数料争いに加えて、ビットコインの登場などもあり、顧客は伸び悩んでいるんですね。
そのため、なかなか株価も上がりませんでした。
本当に株式を売るタイミングは難しいですね。
株を最高値で売るのは、不可能に近いですが、いつまでも、だらだら、株式を持ち続けても、現金化しないと、資産は増えないことへの教訓になります。
これからの行動について
株式公開買付(TOB)の案内がこれから、届くと思います。
しかし、株式公開買付(TOB)に応じるのって実はけっこう面倒なんですよね。
そのため、公開買付価格まで、上がったら、市場で売却するのが、一番簡単な手続のような気がしています。
公開買付の期間は9月8日(木)から10月24日(月)のようです。
この間は、マネースクウェアHD(8728)の株価は1,250円からほとんど、変化はしないのではないでしょうか。
株式公開買付(TOB)の後は、もちろん、マネースクウェアHD(8728)は非公開となります。
もし、売らなかったら、どうなるんだろう。
売却は困難になるけれども、配当はもらえるのかな?
試しに1株保有してみようかしら。
いやいや、やはり、すべて、公開買付価格の1,250円で売却しましょう。
いろいろと思い入れのある株式とは、皆さん、お持ちだと思いますが、私にとって、それがマネースクウェアHD(8728)に該当するんですね。
リーマンショックの際に購入したこと、IRフェアで話を聞いたこと、もって買っておけばよかったと思ったこと、いつまでも保有しないで売却も考えておけばよかったこと、などなど、いろいろな思いがよぎります。
お別れは惜しまれますが、新たな資金を得て、新たな投資先を探したいと思います。
さようなら、マネースクウェアHD(8728)。
ありがとう、マネースクウェアHD(8728)。