ポンです。
証券会社から封筒が届いたため、何かなと思っていましたが、内容をあまり見ていませんでした。
ようやく、ゆっくりみる時間ができたので、少し、読んでみましたが、内容は、サムティからの第19回新株予約権無償割当のご案内でした。
私も新株予約権が無償で割当されたことは今回が初めてだったため、けっこう悩んだんですね。
今回は、その過程を簡単に記載したいと思います。
新株予約権が無償で割り当てられました。
今回は、新株予約権が無償で割り当てられ、さらに、新株予約権(コード32449)として、上場されていたため、市場で売却することができます。
新株予約権を行使して、サムティの新株を取得するには、新たに、払込をしなければなりません。
今回では、保有株100株であれば、新株予約権も100個割り当てられますが、この新株予約権1個で普通株0.5株しか取得することができません。
そのため、サムティの普通株100株を取得するには、新たに123,000円払込む必要があるんですね。
新たに123,000円払込む必要があるようでしたら、無償でもらった新株予約権を市場で売却してしまったほうが、お得だと思うんですね。
サムティの株主優待の改悪
ということで、普通に新株予約権を売却したかったのですが、ここで問題になったのが、サムティの株主優待ですね。
サムティは、同じタイミングで、下記の株主優待の変更を発表しています。
<変更前>
・100株 … センターホテル東京・大阪の宿泊割引券(3,000円相当) 各1枚
・200株 … センターホテル東京・大阪の無料宿泊券 各1枚
・1,000株 … センターホテル東京・大阪の無料宿泊券 各1枚+天橋立ホテルの宿泊割引券1枚(20,000円相当)
<変更後>
・100株 … センターホテル東京・大阪の宿泊割引券(3,000円相当) 各1枚
・300株 … センターホテル東京・大阪の無料宿泊券 各1枚
・1,500株 … センターホテル東京・大阪の無料宿泊券 各1枚+天橋立ホテルの宿泊割引券1枚(20,000円相当)
影響が大きいのが、この200株保有の場合なんですね。
200株保有だと変更前だともらえるのですが、変更後だともらえないんですね。
変更後にも、センターホテル東京・大阪の無料宿泊券をもらうには、新株予約権の権利を行使して、100株取得するのが、市場価格で100株保有するよりも安いんですよね。
サムティ株を売却するという方法もある
サムティの株主優待が不要で、サムティの将来性に期待が持てないようであれば、サムティの新株予約権とサムティ株を売却することも1つの選択肢だと思います。
しかし、サムティの業績を見ている限りですと、好調なんですね。
サムティ (3244)の営業利益の推移は
- 2014年11月 営業利益 40億円
- 2015年11月 営業利益 59億円
- 2016年11月 営業利益 85億円
- 2017年11月 営業利益 101億円
- 2018年11月予想 営業利益 130億円予想
と順調なんですね。綺麗な右肩上がりです。
また、今回新株予約権を行使して、取得するサムティの普通株式100株の取得価格は123,000円。
来年2018年11月期の予想配当額は、100株で9.600円予想。希薄化後の予想配当額は、100株当たり6,400円とします。
6,400円÷123,000円=約5.2%となります。
5%を超える利回りは、今の市場では、なかなか、ないため、悪くない案件だと思います。
ということで、もう少し考えた後に、新株予約権を行使しようと思います。
サムティ株は優待族に人気がある銘柄だと思います。
皆様は、どうされましたか。
また、申込は、11月12日(月)が必着となっています。
申込をされる方は、急ぎましょうね。
また、新株予約権を行使しないで、売却する方は、早めにしたほうがいいですね。
おそらく、申込日が近づくにつれて、価格が下がると思います。