ポンです。
最近は、ふるさと納税でお米を賄っています。
そんな私にとって、2017年3月24日の読売オンラインに記載されていた
は、衝撃的な内容でした。
こちらの記事の内容について、もう少し、掘り下げてみたいと思います。
ふるさと納税の返礼品の調達・送付費用は約4割
と記載がありました。
例えば、10,000円のふるさと納税をすると、4,000円はお礼品に使用され、6,000円が自治体の収入になるという計算ですね。
個人の立場でみれば、ふるさと納税をすると4,000円が還元されるという、大変うれしい制度です。
しかし、自治体の立場でみれば、単純に税収が10,000円から6,000円に減るという、うれしくない制度ですね。
そして、その、減った税収から、奪い合いをしなければ、ならないんですね。
上限額3割の総務省の通知は2017年4月1日から
と、記載がありました。
法律と違って、通知であるため、強制力はないと思いますが、それでも、自治体としては、従わざる得ないと思うんですよね。
特に、金券のように金額が明らかなものは、変更せざるを得ないと思いますが、原価が不明のものは、推測せざるを得ないです。
特に、私が重宝している
10,000円の寄附でお米20㎏は改悪されるのか
どうかが、一番の焦点になります。
お米20㎏は総務省の通知のふるさと納税の上限3割の3,000円をこえるのかを検討したいと思います。
お米10㎏をスーパーでみると、品種にもよりますが、3,000円~4,000円程度(税込)ではないでしょうか。
そうすると、お米20㎏で6,000円~8,000円(税込)です。
ふるさと納税で規制の対象となるのは、お米の売価ではなく、原価だと思いますが、お米の原価って、どの程度なのでしょうか。
売価の6割くらいで計算すればよいのでしょうか。
そうすると、お米20㎏の原価は3,600円~4,800円(税込)といったところでしょうか。
これに、運送費や人件費を加えると、4,600円~5,800円くらいでしょうか。
この計算ですと、お米20㎏では5,000円程度かかるため、お米20㎏は、総務省の上限3割に引っかかってきそうな気がします。
2017年4月1日からいきなり、返礼品が変更される
ことはないと思いますが、徐々に、お米20㎏はなくなっていくのではないかと考えています。
昨年は所得の固まる年末にふるさと納税を集中して行いましたが、今年は、2割か3割くらいの金額は、早めにお米20㎏を申し込んでおこうと思います。
規制が入ってからだと、お米20㎏はすぐなくなってしまいそうですからね。
また、4月に寄付をしても、実際にお米が届くのは、10月以降と半年もあとですからね。
早めに申込をしておこうと思います。